住まいづくりをお考えの方へ

基礎

基礎は、縁の下の力持ち。家だけではなく、家族や家具、すべてを支え、守り続ける。家づくりを進める中では、インテリアなどと比べて地味な存在ですが、非常に重要な役割をしています。
最近では、基礎にもいろいろな構造があります。ただ、難しい言葉ばかりが並んで、いったい何がどう「強い」のかわかりにくいもの。ここでは、もっとシンプルに考えてみましょう。

構造 バランスのよい建物

バランスの良い柱や壁の配置を一生懸命検討します

○○工法、○○システム、応答スペクトル、ヤング係数…住宅を説明するとき、必ず登場する難しい「言葉」。本当に意味あるものなのでしょうか?
吉野銘木では、難しい名前の工法や強度指数を、意味無く使うことはありません。皆さまにお分かりいただけるように、もっと身近な例えで、もっと簡単に表現します。

では、さっそく、童心に戻って住まいのことを考えてみましょう。例えば、こんなもの。まる、さんかく、しかく…太いものや細いものをつみ上げる…『積み木遊び』を思い出してみてください。
積み木遊びでは、太いものを積み上げる方が、簡単だったと思いませんか? 細いつみ木に不安感を抱きませんでしたか? これが家なら、太い柱と太い梁といったところです。
そう、 実に単純明解なこと。「太くてどっしり」している方が「安心」なのです。だからこそ、吉野銘木の「五季のある家」では、全ての柱に吉野檜五寸角ムクを使います。

でも、柱や梁が太いだけでは、まだ少し足りません。
もし、積み木が片寄っていたらどうでしょう。バランス悪く積み上げてしまったせいで、ガチャ〜ンと崩れたあの日を、憶えていますか?
住宅には、バランスの良い柱や壁の配置が何よりも大切です。バランスの良い建物こそ、どんな理論の工法よりも強いのです。
このため私たちは、間取りの使い勝手の良さに加えて、バランスの良い柱や壁の配置を、一生懸命に検討します。

基礎

ベタ基礎が多く採用されている理由

積み上げたときのバランスが良いだけでなく、足元の積み木が同士が一つにつながっていて、どっしりしていたら、もっと頑丈に安定することでしょう。それが、住宅における「基礎」です。
基礎は足元をしっかりと固め、台風時には大地にしっかり根を張り、建物本体の重さやその中の家具や人の重さに耐え、地震時の揺れや地盤からのつき上げにも耐え、その中に住む私たちを守り続けます。

基礎の歴史は、ただ土を突き固めた上に柱を置くだけという、たて穴式住居の様式にはじまりました。その後、突き固めた土の上に礎石を置いた様式へと進み、 そしてコンクリートが生まれ、無筋コンクリート式、鉄筋コンクリート式と工業化技術の発展とともにその様式は変化してきました。

今日では実に様々な基礎があります。まずは、住宅に使われる代表的な種類の基礎「布基礎」「ベタ基礎」を比べてみましょう。
少し想像してみてください。右の図にある2種類の基礎を地中から堀り起こして、自分の手にとることができたとします。おせんべいや板チョコレートを割るように割ることができたとしたら…きっと固さ(強さ)の違いがわかりやすいですね。
下の絵のように、子供のころにTVで良く見た怪獣になった気持ちで、力いっぱい、この2つの基礎を折り曲げてみましょう。どちらが固い(強い)か、予想がつきますね。

次にこんな基礎を紹介しましょう。
「ベタ基礎」を頑丈な板と考えるなら、「地中梁式ベタ基礎」は、その板にさらに頑丈な筋を通したようなものです。まさに筋金入りです。これなら下の絵のように、怪獣(地震)がきても安心ですね。