住まいづくりをお考えの方へ

五寸角柱

伝統ある吉野の森林を、森の木立を、
できる限りそのまま皆さまにお届けしたい。
そんな願いをこめて、吉野銘木は無垢の柱にこだわります。

柱 吉野杉五寸角柱

♪柱のきずは おととしの 五月五日の 背くらべ♪
そんな光景も今では珍しくなりました。

大黒柱を中心に構造を検討するという考え方も、住宅様式の変遷にともなって変わりつつあり、荷重を分散して全体的にバランスよく荷重を受ける、という考え方が主流になりつつあります。一本柱で支えるのではなく、四本柱で力を分散して支えるような感じです。

椅子を使って考えてみましょう。椅子の足を住宅の四隅の柱と考え、その上に座る人を、建物本体や屋根などの荷重と考えます。椅子の足が太く・強い方が頑丈で安定しますね。
もちろん、足の数が多くても頑丈になります。
このため、吉野銘木では、延べ床面積40坪程度の家を建てるのに、柱を80〜100本ぐらい使います。しかも、「五季のある家」では、その全てに、太くて強度に優れた五寸角の芯持ち材を使います。(※間取りにより柱本数には多少の差異あります。)

五寸角をとるには

吉野産の檜の場合、最低でも60〜70年生以上でないと五寸角はとれません。四国・九州地方では吉野より約20年程度早く同径の材料がとれますが、吉野のように適度に厳しい条件下の方が、芯が強くなるといわれています。

芯持ち材

芯持ち材とは、名前の通り、「芯」を持っている材木のことです。木は大別して木の中心部の赤い部分(赤身)と、まわりの白い部分(白太)とから構成されていますが、中心部分の方が腐食しにくく、耐久性にも富んでいます。

木材の話 CO2と規格

木材を使うことはCO2の抑制に大きく貢献します

私たち人間は、ほんの少し前まで、木材を主たる資源として生活してきました。しかし、現在では、地下資源である化石燃料、特に石油に頼って生活しています。
自然のリサイクルの中で「再生」できる木材と異なり、化石燃料は作り出すことのできない資源です。特に、化石燃料を使うことは、遠い昔の生物が固定化した CO2を、無駄に放出することでもあります。このため、地球温暖化でも問題視されているCO2排出を抑制する現実的な手段の一つとして、古き良き資源である木材(森林)への回帰を、世界中が真剣に検討しています。

鉄やアルミニウムをつくるときに排出されるCO2量は、原木から柱をつくるときに排出されるCO2量の数十倍ともいわれています。逆に言えば、木で家をつくることは、地球規模のCO2排出量の抑制に対して、とても大きな貢献なのです。

また、森林を育てることは、CO2を木として固定化することでもあります。現在、日本の森林が蓄積しているCO2量は、14億トン近くにも達します。もしこれらの木材がうまく使われず、そのために森林が減らされてしまったらどうなることでしょう?
一種、パンドラの箱をあけてしまうのと同じくらい、おそろしいことかも知れません。

しっかりとした品質管理で他の材料に劣りません

無垢の木材に、工業化製品などとは違って「狂いやすい」などのマイナスイメージを持っている方も多いようです。
しかし、木には日本農林規格、いわゆるJAS規格というものがあり、それによって無垢の木材も品質管理されています。材寸や含水率、ヤング係数値などもその品質内容に含まれています。
また、吉野銘木では、JAS規格の1級およびそれ以上の厳しい独自規格を取り決め、日々、品質管理を徹底し、その使い方を熟考しています。
他の材料と比べて不安になることはありません。